インプラントと喫煙
喫煙が私達の体に悪影響を及ぼすということは、誰もが知っている事実ですね。
現在、ブッリジや入れ歯に替わる歯科治療として注目されているインプラント治療に対しても、喫煙が悪影響を与えるという可能性が指摘されています。
喫煙とインプラント失敗との関連性の詳細は明らかにされていない所もありますが、喫煙からくる血管収縮や血流阻害、白血球の機能障害などが悪影響を及ぼすのではないかと考えられています。
上顎前歯の成績にはかなりの差が認められています。
手術の場合には、喫煙によるリスクが高まると言われています。
傷の治りが悪くなり、術後に痛みが続くといった症状も確認されています。
口腔癌、根面の虫歯にかかる確率が高くなります。
ヤニが歯に付くと、原因菌が付着しやすくなるのです。
インプラントの歴史
ウサギの体内にチタン製の生体顕微鏡用の器具を埋め込む作業をしていました。
骨と顕微鏡器具がくっついて外すことができなくなってしまったのです。この幸運とも言える偶然の出来事が、チタン製インプラントの始まりであると言えます。
ブローネマルク博士はその後13年間、さまざまな基礎実験や動物実験を歯科治療への応用法を探っていきました。
チタンがある一定の条件で骨に埋入された時、骨の拒否反応は起こらず、強い結合が生まれることを明らかにしたのです。博士はこれをオッセオインテグレーション(骨結合)と命名しました。
1998年、ブローネマルク教授はチタン製インプラントの実績によって、スウェーデン政府からグランドプライズ賞を授与されました。
チタンと骨との結合は科学的に正しいと認知されるようになったのです。
テンポラリーインプラント
最近巷でインプラント。インプラントは歯の箇所に歯根を埋め込んで人工歯を装着する新しい治療法です。
手術後、歯の頭をつけるまで約2ヶ月間、物を食べることができません。
これによって、手術したその日から物を食べることができるようになります。
骨造成手術などで、術後に義歯の圧力、不潔な時にも効果的に使われます。
長期間の使用はできませんが、インプラントが使えるようになる2ヶ月間は十分に機能してくれます。
その後、通常のインプラントの治癒が時にテンポラリーインプラントは外してしまいます。
時には、骨の損失を最小限にとどめて、不快感もほとんどありません。
審美的にも良いですし、インプラント手術を受ける患者さんにとっては術後のストレスを軽減してくれる存在であると言えますね。